2010年1月23日(土)中京大学文化市民会館プルニエホール
名古屋むすめ歌舞伎公演
「一谷嫩軍記」
監修 市川團十郎
この度、むすめ歌舞伎公演は「一谷嫩軍記」
(いちのたにふたばぐんき)を上演することと
なりました。
14年前、文化庁芸術祭主催公演にお招きい
ただき、東京国立小劇場にてこの演目を上演
いたしました。
女性の人物に視点を当てた内容とし、「組討ち」
の幕切れの演出も市川團十郎師にご相談し、
ご考案頂きました。
今回も團十郎師のご監修にもとに公演をさせ
て頂きますことを心より感謝申し上げまして、一
同一生懸命に取り組んでまいりたいと存じます。
< 組討ちの段 配役 >
熊谷次郎直実 市川三寿也
敦盛実は小次郎 市原佐和子
玉織姫 成田千恵子
< 熊谷陣屋の段 >
熊谷次郎直実 市川櫻子
妻 相模 市川團香
藤の方 市川瓢
堤軍次 阿部一恵
源義経 清水之絵
四天王 市川りき
弥陀六実は宗清 市川喜升
昨年の十二月十七日に、團十郎師にご同行頂
きまして、熊谷次郎直実が武士を捨て、庵を結ん
で敦盛を弔ったという、京都の金戒光明寺さまへ
本公演の成功祈願に参りました。
また、十二月二十一日には、東京青葉台のご
自宅のお稽古場に全員でうかがい、細かい役の
心持ちをご指導頂き大変勉強になりました。
今回は、組討ちの熊谷の役他は、十六才の
高校生の敦盛役をはじめと致しまして、皆が初役
に取り組ませて頂いております。歌舞伎はどの」
どのお役もそれぞれの花を咲かせます。
源平の争いの中、親子、夫婦、恋人の情愛を
強く訴えるこのお芝居を、どうぞ皆様にご覧頂き
たくよろしくお願い申し上げます。
むすめ歌舞伎一同
10月27日(火)名古屋 今池ガスホール
第4回 常磐津綱男勉強会
午後六時開演
@ しゃべり山姥
A 薪負雪間の市川(たきぎおうゆきまのいちかわ)
B 雪振袖山姥(むつのはなふりそでやまんば)
自由席 4000円 学生 2000円
出演 常磐津一巴太夫(人間国宝)
常磐津一佐太夫
常磐津巴瑠幸太夫
常磐津三代太夫
常磐津若音太夫
・
岸沢式松
常磐津小東矢
・
豊後半恵美(市川櫻香)
・
綱男会
常磐津綱男
常磐津綱希
常磐津綱実
常磐津綱佑
源平の時代に源家の基礎を築いた源の頼光には
渡辺綱、碓氷貞光、ト部季武、坂田金時が四天王と
して存在しておりました。常磐津にはその一人坂田
金時にまつわる作品があります。
金時の幼名とされているのは、江戸初期のお伽話で
も有名な、鬼退治の金太郎です。
金太郎伝説は各地に残っていますが、歌舞伎にお
いてもまた親しまれてきました。
ています。
今回は、この金時を取り上げ、生まれる前から幼少期
成人期と順を追って聞いて頂く大変珍しい演奏会です。
なにしろ、金時がこの世に生まれる状況が、面白く。
母、八重桐は、金時の父となる坂田時行が様々有って
切腹、その生き血を八重桐が飲む。時行は死に際に
「お前の胎内に自分の魂を宿しお前に神通力を与えよう」
近松門左衛門の奇想天外な発想と、たくましい子を産む
たくましい母への敬慕をおりまぜたこの作品は、時代を超え
理屈も越え、語りつがれていくもののように思われます。
常磐津は<聞く歌舞伎>として我々を楽しませ
その昔には愛好家の人口は、相当数だったそうです。
町内に、一人や二人は常磐津師匠がいらしたそうです
から今では考えられません。
皆さんの心に触れる演奏会でありたいと思っております。
御来場をお待ち致しております。
主催 綱男会
10月17日(土)
名古屋市青少年文化センター・アートピアホール
開府400年によせて・語り継ぐ<賑わい>
午後11時・午後5時 開演
第二部 新邦楽ミュージカル・セッション
風が吹く ー山三と阿国ー
出演 むすめ歌舞伎
前売り 3000円 当日 4000円
9月27日(日)名古屋栄
<ナディアパーク・2Fアトリウムステージ>
子供子育てほっとフェスタ 無料
お問い合せ 758キッズステーション
電話 052ー262−2372
午後1時から
伝統芸能に親しもう〜はじめてのかぶきの世界〜
・三味線の音に合わせて動いてみよう
・歌舞伎の上演 ・歌舞伎体操
出演=櫻子・瓢 他
演奏=常磐津綱希・常磐津綱千華 他
第三回 @の会(とんのかい)が終わりました。
夏の暑さに負けず皆でしっかり踊りました。
・開幕は、5歳から8歳の4名での歌舞伎基本動作。
歌舞伎体操とこの日の為に作ったお三味線の
合方(洋楽的には間奏曲)にあわせて
<毛槍奴>と<絵日傘の女の子>でした。
お稽古が少かったので心配でしたが
なんとか頑張って出来ました。
・会場の能楽堂の素晴らしさにいつもながら感銘。
空間のエネルギーが舞台の中央に集結している
ことを肌に感じます。
舞台という空間が、演奏者、演者の孤高な精神を
一つにする場となって 常磐津さん、長唄さんの
お陰で、むすめ歌舞伎の皆、本当に厳しく向き合
ったひと夏の集積の舞台でした。
(孤高)
舞台は、当日までは共に励ますことはできても
その時には手を貸すことはできません。
即ち、このような機会を通し、自立するを確立し
孤高を知ることです。
先ず自分の技術を磨く 、それに向き合った厳し
く鍛える<@>の会となりました。
杵屋邦寿さん、常磐津綱男さん
常磐津巴瑠幸太夫さん、
演奏者皆さんお疲れ様でした。
有難うございました。
・<反省>
昨年は演目の解説を藤間蘭景先生と、お聞き役に
藤田洋先生にお願い致しまして、蘭景先生の体か
らにじみ出る空気感に、伝えるとはこういったことか
と感じ、私達の未熟さを痛感。
今年は、日夜自己のお稽古、鍛える点のみに終始
私共、出演者の未熟な解説ならばなしとして
<廓八景><汐汲><菊慈童><菊の栄>
<新曲浦島><山めぐり>と淡々と進めました。
でも、お客様にとっては、
やはり解説は必要だったようです。
来年には、なんとか皆様に胸を張って
解説できるよう準備します。
来年また、是非いらして頂けますよう。
がんばります。
@の会一同
6月27日(土)名古屋能楽堂・5時開演
團十郎師初脚本による<黒谷>
< 海道下り><千手>
*無事に終了致しました。
大変多くの皆様からご感想を頂き心より
御礼申し上げます。
いずれも平家物語を取材した作品で
あったため従来の歌舞伎作品の一連と離れ
三作品を一つの流れとしてご覧頂けたという
感想を多く頂きました。
特に若い人からは、「人の心」についてを書か
れたものがいくつかあり、「考える」時間を持て
たという御意見も頂きました。
團十郎師初脚本は、この時代に生きる者とし
て、従来の歌舞伎作品に別角度から見極め
てみるといった大変意義ある作品となりました。
そのことは一番嬉しく思いました。
曲についても、皆様からとても良い評判を頂き
三作品それぞれのジャンルの邦楽を
味わえ舞台を務めることが出来ましたことは
大変贅沢なことでした。本当に感謝致します。
お客様始めたくさんの皆様のお力で良い会と
なりましたことを、心より御礼申し上げます。
市川櫻香
演目
海道下り 春を迎えて東国へ見物に行く旅人、
旅が進むうちに櫻も散る頃となり夢中で
歩んだ旅路を振り返りながら、その夜の
月に話かける。
なんとも言われぬ旅愁を得るのも旅の
醍醐味と・・
狂言仕立ての常磐津の演奏で始まります。
(作曲=常磐津綱男) 常磐津連中
千手 一ノ谷で生け捕られた平重衡(たいらのしげひら)
白拍子千手の前のお話です。
木津川の河原に、重衡への思いを胸に千手が
あらわれる。千手は、刑場に旅立つ日を目前に
する重衡に仕えていた。
今、この木津川の河原に刑場の露となった重衡を
なつかしみ、その魂魄がおだやかにあることを願
い、共に舞った時を思い舞ううちに、千手に寄り添
うように重衡があらわれいつしか千手を化身に。
千手の恋は淡く、いつまでも心のぬくもりとなっていく。
(作曲=杵屋邦寿)
長唄連中
黒谷 三升屋白治(みますやはくじ)の筆名による
市川團十郎の作、主演となります。
昨年、書き上げられた本作品は
歌舞伎「一ノ谷嫩軍記」の陣屋、熊谷次郎直実の
その後となります。我が子、小次郎を身代わりに
しその命をうばった自身への苦悩と葛藤、戦功を
納め続けた輝かしき武士は、今自身の歩んだ道を
振り返る。
(作曲=鶴澤慎治) 竹本連中
たくさんのお客様においで頂き無事公演を終了することができました。
ありがとうございます。
アンケートもたくさん頂き、皆様の暖かなメッセージに御礼を申し上げます。
また、お客様からの貴重なお声を次ぎの公演に反映したいと存じます。